RECORD PLAYER    

2022年01月19日

STIR IT UP WIRELESSは、House of Marley製品の中でもひときわユニークで、多くの方にご好評をいただいているBluetooth®のレコードプレーヤー。

ここ数年、欧米だけではなく日本でもアナログレコードブームが再燃。

国内外問わずアーティストが新曲をリリースする際にCDだけではなくレコードも発売するというケースも増えてきている。

ところで、レコードを聴くのに必要なレコードプレーヤーはどのように機能しているのか?深堀りしていきます。

レコードプレーヤーの誕生

レコードプレーヤーは、1877年にトーマスエジソンが蓄音機を発明したところから始まります。

蓄音機の発明の前にも、さまざまな音を録音するための機械は発明されていましたが、エジソンの蓄音機は、音を首尾よく一貫して再生した最初の機械でした。

しかし、エジソンの蓄音機は性能が低く、実用化に程遠かったため他の発明家達が実用化に向けて改善していったのです。

そして、エジソンの蓄音機を改良し、針の振動を90度改善させ、ディスクを刻む方法をとったエミール・ベルリナーの蓄音機が現在のレコードプレーヤーの前身となりました。

発明以来、レコードプレーヤーを機能させるテクノロジーは基本的には変わってはいません。

最新のワイヤレス機能を備えたレコードプレーヤーでさえ、同じメカニズムが備えられています。  

レコードプレーヤーの機能

■プラッター

レコードを置くレコードプレーヤーの回転面。

STIR IT UPのプラッターは丈夫なアルミニウム合金でできています。

■ベルトドライブ式 VS ダイレクトドライブ式

ターンテーブルにはベルトドライブ式と、ダイレクトドライブ式の2つの対応があります。ベルトドライブもダイレクトドライブも、プラッターを回転させるモーターを動力源としています。

ベルトドライブは、プラッターとモーターをベルトでつないで、プラッターを回転させる方式です。

ダイレクトドライブは、ターンテーブルのプラッターの下にモーターがあり、迅速に動作するため、DJに人気がありますが、ベルトドライブと比較して音質に欠点があります。

一方で、ベルトドライブ式は構造がシンプルで、高い音質を保つためSTIR IT UP WIRELESSにはベルトドライブ式を採用しています。

■回転数の調整

レコードプレーヤーの速度は、1分あたりの回転数(RPM)で測定されます。

これは60秒の間にレコードがプラッターの上で回転する回数です。

ほとんどのレコードは33回転か45回転のどちらかで販売されており、STIR IT UP WIRELESSではどちらにも対応しています。

■スタイラス(針)とトーンアーム

スタイラスはトーンアームの先端にある針先のことで、レコードの溝に刻まれた振幅を拾い上げます。

STIR IT UP WIRELESSには業界でも有名なムービングマグネットのカートリッジを使用。

■バランスウェイト

バランスウェイトとは、レコードプレーヤーのアームの一部にあり、針圧を調整するものです。針圧を加え・もしくは減らしながら、適切な圧力がかかっているかどうかを確認します。圧力がかかり過ぎると針先が破損する危険があり、歪みや針飛びが発生しますので、針圧の調整は重要です。

■プリアンプ

スピーカーがレコードプレーヤーから音楽を再生するためには、プリアンプと呼ばれるものによって信号を伝える必要があります。

すべてのレコードプレーヤーにプリアンプがついているわけではありませんが、STIR IT UP ワイヤレスには付属しています。

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