Journey With Music Vol.2 リヴァプール /イギリス

2018年02月09日

音楽と旅をテーマに世界各地をHouse of Marleyが ナビゲートする”Journey With Music”
第2回目はビートルズが生まれた街、Liverpool(リヴァプール)をピックアップ。ロンドン Euston(ユーストン)駅から特急電車で約3時間。リバプールの入口となるLiverpool Lime Street(リヴァプール・ライム・ストリート)駅で下車。
リヴァプールは17世紀のイギリスの三角貿易の拠点として、黒人奴隷貿易で繁栄した。世界初の耐火性倉庫やドック、船会社のビルなどが2001年に世界遺産に登録された。プレミアリーグのリヴァプールFCとエバートンの本拠地でもあり、サッカーファンにも馴染みの深い街であるが、やはりリヴァプールが世界的に有名なのは、この街出身のミュージシャン、ビートルズのおかげだろう。リヴァプールで生まれ育った4人のメンバー。1957年7月6日、2人の天才、ジョン・レノンとポール・マッカートニーはセント・ピーターズ教会で運命の出会いを果たす。ファンなら最初に立ち寄りたいスポットは、彼らがメジャーになる舞台となったCavern Club 。1961年から1963まで、ビートルズはCavern Clubに出演した。

マシュー・ストリートを挟んでCavern Clubの反対側にあるビートルズゆかりのCavern Pub。1957年以降、Cavern Clubでライブを行ったそうそうとたるアーティストの名前が壁には記されている。

Liverpool Lime Street駅から徒歩約20分にあるAlbert Dock(アルバート・ドック)は海商都市リヴァプールの世界遺産の一部で、1846年にオープン。Albert Dockは世界初となる不可燃性の倉庫システムで、船の修復や荷役作業のために建設された。Albert Dockのあるウォーターフロント地区はレストランやショップ、土産物店などが集まる人気のスポットとなっている。美しい海岸線と歴史ある街並みを歩きながら、ビートルズを口ずさむ。

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旅のハイライトはビートルズの博物館、Beatles Storyへ。ビートルズの結成から解散までの歴史を音声ガイドとともに年代順に追うことができる。名曲、「Strawberry Fields』の舞台にもなったStrawberry Fieldはリヴァプールの郊外にあった孤児院で、ジョンが少年期を過ごした伯母さんの家の近くにあった。思い出のなかの幻想的な情景を歌う。

 

“Let me take you down ‘couse I’m going to Strawberry Fields. Nothing is real and nothing to get hung about. Strawberry Fields forever, Strawberry Fields forever, Strawberry Fields forever”

ビートルズが解散して半世紀が経とうとしている。後にも先にも彼ら以上の音楽を奏でるアーティストは存在しないだろう。ポピュラーミュージックの歴史であり、遺産でもあるビートルズ。世界最高峰のアーティストが生まれ育ったリヴァプール。音楽好きなら、是非、一度は行ってみたい場所だ。

Text&Photo by Hidetaka.Kumazawa

 

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